はじまりの物語 (5)
#13世紀以降のエチオピア。ようやく佳境。
- 1063 ショア・スルタン国年代記の始まり(マヤの娘バディット女王の死)
- 11世紀後半 マクズム家がショア・スルタン国を興す
- 1108 ショア・スルタン国、ショアの東の部族をイスラム化
- 1128 ショアでキリスト教アムハラ(アムリク)人とイスラム教徒の衝突。キリスト教徒らがアムハラに敗走
- 1137 アクスム王国滅亡(コンティ説)
- 1150 ザグウェ朝の勃興(コンティ説)
- 13世紀前半 テクレ・ハイマノト(1215-1313)がショアおよびダモトでキリスト教を広める
- 13世紀 ワラシュマ家のウマール・ワラシュマがイファト・スルタン国を興す
- 1268 イクノ・アムラクがザグウェ朝に対して反乱
- 1270 イクノ・アムラクがソロモン朝エチオピア王国を興す
- 1278 ショアのスルタン、ディルマラーが内乱のためソロモン朝に身を寄せる
- 1283 ソロモン朝でイクノ・アムラクの息子、ソロモンI世が即位(-1294)
- 1285 イファト・スルタン国がショア・スルタン国を滅ぼす
- 1288 ソロモンI世の代理の司祭がエルサレム巡礼の帰路、アダルのイスラム教徒に辱めを受ける。
- 1288- ソロモンI世がアダルに侵攻
- 1294-1299 ソロモンI世の子らが後継争い
- 1299 ソロモンI世の弟、ウェデム・アラドが即位 (-1314)
- 1314 ウェデム・アラドの子、アムダ・セヨンが即位 (-1344)
- 1316 アムダ・セヨンのダモト制圧、ハドヤの虐殺
- (1320頃 エジプトでのコプト教弾圧に対して、アムダ・セヨンが「ナイルの流れを変えてやる」と抗議)
- 1328頃 アムダ・セヨンがイファトに侵攻。ワラシュマ家のハーク・アッディーンを敗る。
- (1330頃 イブン・バットゥータがイエメンを旅行。コーヒーに関する記録はない)
- 1332 アムダ・セヨンがイファト・スルタン国を属国化し、ジャマールッディーンI世をスルタンに据える。
- 1410 (1403, 1415とも) ワラシュマ家のサダーダッディーンII世がゼイラで死亡。彼の10人の子らがイエメンに逃亡
- 1415 ワラシュマ家がエチオピアに帰還し、アダル・スルタン国を興す
- 1445 ソロモン朝のザラ・ヤコブがアダル・イスラム連合に勝利し、属国化
- 1454年頃 イエメンのアデンでゲマルディンがコーヒーを合法化