2010-06-13から1日間の記事一覧

東アフリカの品種

初期(〜19世紀末) 最初に東アフリカに広まったコーヒーは「フレンチミッション French Mission」と呼ばれる。 フレンチミッションの起源は、フランス人宣教師(=French Mission)がタンザニアに持ち込んだ、レユニオン島由来のブルボンと、イエメン由来のモ…

ケニアのコーヒー栽培

ドイツ領からイギリス領へと変遷し、なおかつ地域的な違いが大きいタンザニアに比べると、ケニアにおけるコーヒー栽培の流れは比較的シンプルである。 フランス宣教師が1877年にタンザニアの港町、バガモヨに伝えたコーヒーノキは、タンザニア各地へ広まって…

東アフリカのコーヒーの歴史と品種(2)

コーヒーの品種開発で、最も目ざましい仕事をしたのはブラジルだろう。しかし、もちろんそれ以外の国でも様々な取り組みがなされてきた。その中でも、ケニアは特徴的な品種を輩出してきた国の一つだ。