論文から

JAD (J. Alzheimers Dis.)の2/24のpre-pressが、カフェインとコーヒーの特集みたいになってる。パーキンソン病についてのシステマティックレビュー+メタアナリシスと、認知症についてのシステマティックレビュー+メタアナリシスが同時に載ってます。


PDについては、まぁ2002年に出てたメタアナリシスと同様の結果です。今回はコーヒーだけでなく、カフェインでも解析してますが。認知症については、まぁ以前に出てたアルツハイマー関連のレビューと似た部分もあるけど、そこまできちんとした解析結果には、やはり至ってないので、まぁこんなものかなぁ…と。こっちはもうしばらくは様子見が必要かな。

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/20182023
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/20182023

それからドイツのHoffmanらが、J. Agric. Food Chem.に、コーヒーの苦味成分の焙煎や抽出時の濃度変化についての論文を出してます。個人的に予想してたのと、大筋で一致するような挙動だったので、まぁ一安心。

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/20180507